〜野犬ウランとの毎日〜

保健所から野犬を迎え、一緒に暮らすことになりました。

ウランの住居について

ウランを引き取るにあたって、初めにボランティアさんから、

「お留守番が長いのなら、屋根付の大きめのケージを用意してください。野犬は運動能力が高く、助走無しで2mジャンプできる力があります。」

「リードも鉄製でないと噛み切るので、チェーンリードを用意してください。」

と言われました。後は、ベッドや餌入れなど他の犬と同じでよいそうです。確かにウランは来てから数日で、ボランティアさんに付けていただいていたビニール製のリードを噛みちぎっていました。普段大人しいので鋭い歯を持っているということを忘れそうですが、身が引き締まる思いがしました。

 

さてさてウランはというと…前にも書いたのですが、ウランは全く動きません。しかも、広めのケージなのに、わざわざ狭いトイレスペースで暮らし始めて、そこ以外は立ち入ってくれません😭スペースめっちゃ無駄…。ということで、ケージ取っ払ってしまおう!と思い立ちました。

また、それと同時に、ビビリのウランは散歩にも行けないので爪がめちゃくちゃ伸びてきてました。初め、私が切ろうと挑戦してみたのですが、上手くできず、終いには血が出てしまい、全く鳴かないウランが「キャン!」と叫びました😱これはマズイ…ということで、いざという時に頼れる獣医さんを探しておくためにも、動物病院に行くことを決めたのです。しかーし、ウランは外に出られません。バリケンも最初外してからはずっと入ってなかったので、入らなくなっていました。

よって、ウランバリケン訓練とケージ取っ払いをすることにしました。

まず、バリケンをいつもの寝床(元トイレ)に入れて様子見です。警戒して入らない…💧

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どうしよう…と不安になりつつも放置していると、しばらくして入ってくれました。

良かった…。最初は出てきてくれなくて困ったところに入れなければならないとは…と少し矛盾を抱えつつも、これで動物病院に行けるな😝と安心したのでした。無駄なケージがなくなり、部屋も広くなり、私も快適です。

 

 

 

『何だかんだ狭いところは落ち着くわ…』

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