念願だった犬と暮らすということ2
ウランは、保健所に収容された野犬で、ボランティアさんが里親サイトに載せていました。写真だけでなく動画も載せてくれており、隅に固まり唐揚げを与えても手からは食べようとしません。左腕を怪我しており骨が少し見えていました。可愛らしい容姿と頑なな様子が印象に残り、それから何度もウランのページを見ていました。
この子の期限はもうすぐだ…保健所に収容されているということは期限を過ぎたら殺処分されるの?
私、こんな病気や怪我してて、怖がりな子の世話できるの?
将来この子が歳取ったら看取れるの?
何度も考えて悩みました。耐えきれずサイトに載せていたボランティアさんに質問し電話してしまいました。『野犬ってね、とても室内飼育に向いていると思うんです!吠えないし噛まないしトイレも最初からちゃんとできる子が多いんですよ。できる限りサポートしますし、覚悟さえあれば飼えると思います。』
そうか、私に覚悟があればいいのか。
これだけ気になるのにもう知らないふりはできないな。
いつやるの?今でしょ!(古い)
こうして私はウランを迎える決意を固めたのです。